設定まとめ

■シャルトーの生い立ち設定

シャルトーは魔法の才能が皆無。
そのため、ジャグが使っていた魔力で起動する洗濯樽とかは基本使えない。
使うときは国が支給の補助魔道具が必要。もしくは魔力いらないやつを使う。

母親と弟はそこそこ優秀な魔術師で、幼少期にシャルトーはお荷物として祖母にほぼ捨てる形で預けられている。

父親は誰だかわからない。
祖母は薬師で、働かざるもの食うべからず、役立たずは出ていきな、と言う結構ドライな性格。
仲は良くないが悪くもないビジネスライクな感じで育てられた。
なお、12話で出てきたシャルトーの後ろ髪を結っている紐はこの祖母制作のもの。
母と弟とは全く連絡をとっていないし、現在どこにいるかもお互いに知らないし興味もない

 

■名前とジルとジャグについて

ギィドとジャグの出生地方の名前は、濁点が多め。
ちなみにジルも同じ地方の出身で、彼女の母親の名はベルデル。
ベルデルとギィドとジャグは同じ孤児院出身。

実はジャグはベルデルが好きだったが、本編でちらっと語られたように、もっと稼げる道を探して傭兵家業へ。
ある程度傭兵家業が板についたころ、一度出身の街に戻ったのだけど、再会した時には既にベルデルは結婚、そして赤ちゃんのジルがおり、それなりに幸せな家庭を築いていたため、きっぱり諦めて、良好な友好関係は続けてた。

が、ジルが8歳の時にベルデル夫妻が事故。病院で息を引き取る直前、ジルの事を頼まれ、引き取った。
一応、はじめは全くジルに対して恋愛感情はなかったが、だんだん大人びてくるわ、迫ってくるわで、距離をおいたほうがいいと、本編のように女学院へ。
そしたら、思った以上にいい女になって帰ってきてしまって、逆にジャグのほうが意識をするはめに。

しかしながら、ベルデルに対しての過去がある手前、ジャグは自分でもジルにベルデルを重ねて見てないか、とか、いや、重ねて見てないけどやっぱりふとした瞬間にベルデル似てるなとか考えちゃうとこがあったり、そもそもやっぱり自分の子供みたいな年だしとか思うところあって、本編で脇でグダグダしてる。

 

■脇役のルード

七話ちらっと出てきたルードは実は以前作った(今もひっそりリメイク作ってる)ゲームの主人公。そのうちちゃんと主人公させてあげたい。

なお、礼儀正しいギルド所属員なのでギィドにそこそこ気に入られてる。
が。そのせいでシャルトーに目をつけられたり、ジルとも関わりあったりしたせいで、最終的にジルとシャルトーにギィドとジャグ居場所の情報を横流しするようになってる

情報を横流ししていることについて「長いものには巻かれる主義ですが、腕っぷしはギィドさんとジャグさんですが、総合的にヤバイのはシャルトーさんとジルさんですからね……」とちょっと遠い目。

ちなみにルードは多少、ギィドにすまないと思ってるので、しばしば「貰い物なんですが……」とか言ってギィドの好物の炒り豆を差し入れてたりする。
故にギィドには「シャルトーと違って面倒がなくて良い奴だな……」と思われてるけど、残念ながらシャルトーに位置情報が漏れている原因はルードのせいである。

しかしながら、ジャグに対しては「その気が無いならきっぱりした態度を取ればいいのに、ずるずるとした対応はあまり見習えないですね。少しは向き合ったら良いんじゃないんでしょうか」と、塩対応です。ルードはフェミニスト。

 

■ギィドの好きな食べ物。

本編でちょいちょい出てるけど、ギィドは酒も好きだが煎り豆も好き。

単純に煎っただけでも好きだし、味付きのも好き。 豆の種類もいろんなのを食べる。
よっぽど一粒が小さくなけれれば一個ずつ食べる派。
基本は酒の肴だけど、受付とかでも暇な時ちょいちょい摘んでる。

なお、シャルトーが自身の感情自覚後、一緒に酒を飲んでる時にギィドが炒り豆を一個一個大切そうに食べたり、殻つき煎り豆をちまちま剥いて食べたり、味付き煎り豆食べたあとに指をぺろっと舐める仕草に「あれ、これエロイ…?」と、謎の性癖に目覚める。
そして炒り豆を差し入れる。マッチポンプ

 

■シャルトーの毛皮好き

多分本編では軽くしか触れることがないだろう、なんでシャルトーが毛皮が好きなのかについて。

本編で語られる可能性が低そうなせっていその1で書いてた、母親に早々と祖母に預けるように捨てられたところが少し関係してる。
祖母も愛情深い人ではなかったというか、愛情を示すのが苦手というか不器用な人だったため、基本的に幼少期は愛情不足で育ったシャルトー。

シャルトーが育ったのは寒い地域だった為、冬場の夜などは下手すると凍死するほど寒かったが、祖母が一緒に寝る事はなかった(本来なら身を寄せ合って寝るほうが効率がいいのだが、祖母自体がシャルトーが来るまで一人で寝る事に慣れていたのであえてその必要性を感じなかった様子)
しかしながら流石に死ぬので、毛皮ぐらいは与えられていた。
寒い中で一人で毛皮にくるまって寝る。自身の体温で少しだけあたたまる毛皮にどこか渇望していた他者から与えられる温もり、しいては愛情を無意識に重ねていた。

この時点でやや毛皮好きだが、決定打は初恋の女性がいつもふわふわの毛皮を着ていたため。
同じ村の娘で他の子の面倒見が良かった。 ギュッと抱きしめてもらうときの暖かさと毛皮の柔らかさを無意識に求めている。なお相手の女性は10年上のため別の村の男性と結婚した。

ちなみに。

はじめの頃、シャルトーは本当にギィドの髪の毛にしか執着してなかったんだけど、試闘の際のギィドの腕前との相性、話しても反応が楽しい、という3つが同時にヒットした結果、本編の有様になった模様。
あと順番も大事。試闘した後のふれあい?タイムということで、高揚感とかも吊り橋効果的な感じで影響してる。
試闘がなかったり、ギィドがねっこ毛じゃないとか、どれか欠けてたらシャルトーがギィドに執着する事もなかったし、ギィドもシャルトーの事をただの仮所属員としてスルーしてた。
という裏話