■モルトレントは奥さんいたの?
Q.モルトレント氏、妻子いたんですか…?てっきりサーフとくっつくと思ってました。
サーフ「小隊長、今後5m以内に近づかないで頂けますか?」
モル「いやいやいや!? 俺だってめちゃくちゃ不本意ですけど!? ウチの奥さんと副長とか、比べ物にもならないですからね???」
サーフ「…そもそもなんで小隊長なんですか。まだ隊長ですとか、ディテル氏の方がマシです」
モルトレント「そこまで否定されると選ばれたくは無いけど複雑ッスね」
アルグ「……!?」
サーフ「隊長、今のは選択肢がない場合の話ですので、『まさかルスターを…?』見たいな目で見ないでください誤解です」
■モルトレントのゆるい格好
Q.モルトレントさんは奥さんが居るのにだらしない恰好なのはなんで?
モルトレント「ちょ、そんなにだらしなくないよ!?」
サーフ「風紀を乱すか乱さないか微妙なところでギリギリ緩んだ格好なんですよ」
モルトレント「いつもキチッとしたら息苦しいでしょう。肩の力を程よく抜くのは大切ですよ」
サーフ「一理ありますが、貴方は仮にも小隊長なんですから…そもそも、奥様は小隊長に何も言われないんですか」
モルトレント「あ〜、まあ、たまにちょっと崩し過ぎると注意はされますがね」
サーフ「そうでしょう」
モルトレント「かと言って、カッチリ決めると普段とのギャップが良いみたいで、いや〜うちの嫁さんが、俺がモテるんじゃないかと心配するんですよね〜、そこが可愛いんですけど」
サーフ「……」(惚気られた…)
第4小隊員「小隊長、惚気てる暇があったらこっち手伝ってください」(慣れてる)
モ「はいよ〜」
アルグの弟のオーグの奥さん設定。
編で語られなさそうな、アルグの弟のオーグの奥さん設定。
鍛冶屋ヴェルドの暴れ馬ことジェシカ・ヴェルド。(現在はジェシカ・ルバフェン)
現在は町で評判の腕のいい武器鍛冶屋だが、子供の頃はそばかすの可愛らしい赤毛の少女だった。
基本的に武器鍛冶屋と言っても商人相手がメインだが、やはり荒くれ者たちとやり合うこともあるし、火傷の危険性や、筋力が必要だと、両親には跡を継ぐことを反対されていた。
しかしながら本人は鍛冶屋の仕事に対して非常にやる気で、反対の声もなんのその。
最終的に現在は筋肉隆々、顔には派手な入れ墨、髪の毛は片方刈り上げソフトモヒカン調、下手な冒険者より圧のある姿に。
腕相撲だけならアルグさんといい勝負できる。
あと身長もオーグよりもわずかに高いしオーグをお姫様抱っこできる。
オーグとジェシカさんとの馴れ初めは、夜ならば火傷を負わないと気づいたオーグが、過保護な家族の目を盗み、ちょいちょい外に抜け出していた。
そして鍛冶屋になる事を反対されていたジェシカさんが、同じく夜に家を抜け出して筋トレやら鍛冶の勉強をしていた時に出会ってる。
出会った当初はお互いに『変わったヤツ』という認識で、微妙に事情を抱えた者同士という仲間意識があったくらい。
ただ、ジェシカさんが頑張るのを見てオーグは励まされたり、ジェシカさんはオーグの知識(体質改善から医療的な知識や身体能力の強化の知識)に助けられたりした。
自身の体質で心が折れそうになったときにジェシカさんが「火の扱いを間違えれば大やけどを負うし、男よりも力が弱いかもしれないが鍛えられる。
生まれに不都合が多いが、私は乗り越えてみせる」って語っているのを聞いて、俺も頑張ろうっとなってる。
なおジェシカさんの顔の入れ墨は火と炉の神様の模様。
鍛冶屋関係の仕事ではよく信仰されている。この道で生きてやるという誓いとして入れた。
イカつ過ぎて周りには不評だが、オーグさんはジェシカさんの強い決意と、鋭い瞳に似合ってて滅茶苦茶かっこいいと思っている。
ぶっちゃけキュンとした。
ジェシカさんに惹かれつつも、オーグはその体質に気がついてない幼少期に、陽の光を浴びて、顔半分から右上半身に大きな火傷をこさていたり。
その後、自分で実験して、腕とかの皮膚がところどころ焼けただれていて、実はそれがコンプレックスだったりする。
なので素顔や素肌を見られるのは好きじゃない。
しかしジェシカさんはそれを『お前の勇気の証だな』と言ったところで、本格的にオーグはジェシカさんに沼った。
オーグはそんなかっこいいジェシカさんが大好き。
ジェシカさんも自分の生き様を好きになって、応援してくれたオーグのことが何だかんだ言って好きになった。
ちなみにオーグはジェシカさんの見た目も好き。かっこいいし、普通にめっちゃ可愛いと思ってる。
ジェシカさんは自分の性格と生活が、恋愛とか結婚には向かない、自分を恋愛的な意味で好きになるやつはいないだろうと思っていたので、オーグから告白されても「第一優先に仕事のことしか考えられない」って断った。
でもオーグは「それでも良い!ジェシカの2番目が俺でありたい!」と押してくるので、流石のジェシカさんもちょっとオーグを意識し始めた。
意識してもらったオーグさんはチャンスだ!押せ押せドンドン!な感じで「嫌いじゃなかったらまずはお試しからでもいいから!!」と、ジェシカさんを押し流して、最終的に押し倒した。
オーグさんは観察眼に優れてるので、作戦名は『ガンガンいこうぜ!』だけども、ジェシカさんが嫌がったり、煩わしく思うギリギリのところで引いたりといった駆け引きがうまい。
なお、ジェシカさんがオーグを尻に敷いていると思われがちだが、実際はオーグ自身がジェシカさんの尻の下に滑り込む勢い。
ジェシカ「やめろ、滑り込むな」
オーグ「ここは俺の場所です!」(オーグさんはジェシカさんに敬語)